こんにちは、コージです。
TVのニュースやネットニュースでも多く取り上げられていますが、ホノルル国際空港が名称変更したとのこと。
ということで、ホノルル国際空港が「Daniel K. Inouye International Airport(ダニエル・K・イノウエ国際空港)」に名称変更したそうですをお送りします。
引用 usa-hawaii.de
Daniel K. Inouye International Airport(ダニエル・K・イノウエ国際空港)とは
4/28付の現地メディア「KHON2」によると、ホノルル国際空港の名称変更は今までにも数回行われていたそうです。
1927年にジョン・ロジャース空港として始まり、1947年にホノルル空港、1951年にホノルル国際空港、そして今回の「Daniel K. Inouye International Airport(ダニエル・K・イノウエ国際空港)」で4つ目の名称になります。
IATA airport code(IATA空港コード)は今まで通り「HNL」が使用されるそうです。
ハワイでは、2017年1月にハワイ島のコナ国際空港が、1986年にスペースシャトル「チャレンジャー号」の打ち上げ直後の爆発で殉職したハワイ州初の宇宙飛行士「エリソン・オニヅカ」氏を称え「Ellison Onizuka Kona International Airport at Keahole(エリソン・オニヅカ・コナ国際空港アット・ケアホレ)」に改名されています。
Daniel K. Inouye(ダニエル・K・イノウエ)とは
今回、空港の名称に使われることとなった「Daniel K. Inouye(ダニエル・K・イノウエ)」氏は、ハワイ州出身の日系二世で、第二次世界大戦では、アメリカ軍の日系人部隊の一員として右腕を失うも勇敢に戦ったことが知られています。
終戦後、ハワイ大学に復学して政治学を専攻し、1950年に卒業後、ジョージ・ワシントン大学の法科大学院に進学し専門職博士号を取得。(引用:ウィキペディア)
1954年にハワイ議会の議員に当選し、1959年にハワイ州選出の連邦下院議員に立候補し当選したアメリカ初の日系人議員です。その後、1963年に上院議員に当選して以来、50年近く上院議員を務め、2012年に88歳で亡くなるまで日米の親善に貢献したそうです。
また、ホノルルの空港を維持・発展させるために連邦資金を毎年確保するなどハワイ州に貢献してきたことに敬意を表し、今回の名称変更となったとのことです。
ハワイには「Daniel K. Inouye(ダニエル・K・イノウエ)」氏の名前の付いた学校や道路もあります。
ノースシュアに向かう途中、ドールプランテーションの手前にある「Daniel K. Inouye Elementary School」
ハワイ島の東海岸のヒロと西海岸のカイルア・コナを最短距離で結ぶ道路の一部として利用されている「Daniel K. Inouye Hwy」
また、2018年就役予定のアメリカ海軍のミサイル駆逐艦にも「Daniel Inouye」という艦名になることが決定しています。
本当に名称変更しているのか?
最初にネット記事を見たときは「本当に?」という感じでした。
日本のニュースでは取り上げてるのに、現地のニュースサイトなどで探しても「KHON2」以外でほとんど見つかりませんでした。
何か確証が欲しくていろいろ見てみると旧ホノルル国際空港のホームページは、アクセスが多すぎるのかページが表示されないのでキャッシュで表示させてみると、
確かに「Daniel K. Inouye International Airport」と書いてあります。
まとめ
以上、ホノルル国際空港が「Daniel K. Inouye International Airport(ダニエル・K・イノウエ国際空港)」に名称変更したそうですをお送りしました。
今までのホノルル国際空港という名前に慣れすぎて、いまいちピンとこないという意見を多く目にしましたが、日系人の名前ということで「誇らしい」というコメントも見られました。
皆さんはどうでしょうか?